原百合子さんの「繭纏う⑤⑥」を何度も読み返しつつ
全体的な構造も思いだすべくクロゼットの奥から全巻
を出して何度か通しで読み返してみました。
と、申しますのも何だかよく判ら無かったから。
結局何が云いたい漫画だったのかな?と思いまして。
で、何と無く判った気がしましたねぇ。
以後ネタバレ含みますよ↓
勝手に妄想、語りますよ?
これは5、6巻同時発売で正解だったかもな~・・・
百合要素も有るには有るけど、作者のかたが云いたい
こと&描きたかったことは多分全く別だったのではないか
と思いました。
絵も綺麗だし、決めゴマや構造、漫画の舞台や背景も
とても綺麗なのですけれど「変わって行き難い」伝統有る、
或る種とても異様な生徒の髪で制服を作る、と云う設定も
主人公の
「変わっていきたい」姿勢を重んじてるのね。
だから華ちゃんは「眩しい」と感じただろうし「王子様」とさえ
呼ばれ役割もこなしてるのに、変わることが出来無かった
自分と洋子ちゃんを比べて凹んじゃったりした訳だね。
~に、してもさ『物凄くトンでも無い美少女』設定の彼女、
ですよ・・・。何だか腑に落ちません。あ、あれだけ・・・??
にしても、そりゃぁ髪を自分で抜いちゃったりする病気にも
なるだろうなって感じました。
云っとくけど髪が燃えるにおいって物凄くくさいですよ。
(自分の生えたままの髪をキャンドルで燃やしたことの在る
7号)
「進んでいけ!」と云う青春作品だったンですねえ。
伝統を重んじることも物凄く大変なことだと思うけどなー。
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- 2023/01/23(月) 23:45:00|
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