素晴らしき旅の思ひ出・四

つづいちゃうぜぇい♪
まだ続きます、温泉旅行思いだし日記。
どうぞ御付き合い下さいませっ。

「７号ちゃん、そろそろ８時になるよぉ」
ふと見遣ると「朝風呂には行くよ？」と当然でしょうと云うテイスト
漂わせつつ寝てた１１号さんが起きてTVを見て居ました。
朝だ・・・、ん・・・？
「朝風呂行ったの・・・」
「行ったよ。ひとが殆どおらんくてヨカッタ」
「・・・どうしてそんな顔してるのん？」
「ちょっと眠いねん」
「ああ（笑）夜更かししちゃったからね、付き合ってくれて
色々話し込んだから」
「朝御飯のあとさぁ、ちょっと横になろうかな」
「いいよいいよ。そうしなよ。俺は御化粧したりしてるから起こすよ」
それから７号起床して８分ほどで顔も洗わず朝食を頂ける１Fフロアへ
降りました。いつもだったら、断然「和食」派なのですけれど、たまには
外食で朝にパンを頂くのもいいかなぁ♪とときめきつつ前夜に御宿の
スタッフさんへ御伝えしておりました。

席に着くと何故だか俺のところに玉子料理のみ置かれてて、１１号さんの
ほうはあとはあたたかい御飯などをスタッフさんが持って来ると云う状態で、
ほえ？と思ってたンですけど先にパンなどが運ばれて来る予定だったのに
単にスタッフさんの間違いだったようです。いいけど、サラダなどを先に頂き
たかったな、程度。ジャムなんてパンに着けて頂くのウン年振りだよ・・・・・・
愛の巣（照）にはジャムが常備されてたりしませんから。
鱈腹喰ったあとは御部屋へ戻り「じゃあ、ちょっと寝るわ・・・」とベッドへ向かう
彼女を見送り、御部屋備え付けのシャワーをゆっくりと浴びて、せこせこ軽め
に御化粧を施しておりました。チェックアウトの手続きは前以て１１号さんが
「混雑時にするのでは無く、直ぐに出発出来るように」と整えて下すってたので
あとは部屋のごみを仕分けたり、荷物を忘れもの無いように整えたりして鏡に
向かって居ると↓
「・・・～寝てたあ・・・」
「寝てたねえ。スースー云ってたよ」
「今、何時ぃ？」
「さあ、TV着けてるけどちょっと判ン無い。凄く曇ってるけど
午後から御天気晴れるって～」
「そうなん？良かったわ、ってもうあと１５分で出やなアカン」
「えっ。嘘っ、ちょっ、御免、確認して無くて！」
急げ～と少しバタバタしつつも何とか無事に時間内に御部屋をあとに出来ました。
あとは売店さんで御土産類を買ったりし、さようなら非日常空間・・・
サッと御宿を出られてスムーズで感慨深さも変な感じでした（笑）。


次に向かうは熊野本宮大社さんです。
「アドベンチャー○ールドも行けるでっ！どうする？ワシらあんまり
ああゆうテーマパーク行かへンやん？」
「確かに！うぅ～ん、でも、やっぱり御社がいいかなあ。俺、自分の
家族があんなことになって近所でいいから何処か、御参りに行きたいなぁ
って１１号さんに御願いしようと思ってたとこだし。・・・いい？」
「勿論いいよ、私も御朱印欲しいし。じゃ、行きますかね♪」

つづきます。