○○を、無意識に。

洗面所で歯を磨いて居ると
リビングから１１号さんがやって来ました。
即座に見え無いよー～にコッソリ隠れて
息をひそめる７号。
「あれぇ？７号ちゃぁあーん」
「・・・・・・」
「７号ちゃああん？！」
「・・・・・・」
「・・・何、してンの」
「ハッ！！」
思い切り小気味良く洗面所の鏡に
半身以上映り込んでしまってました。
しまった、迂闊だった・・・
歯ブラシくわえたまま固まってたのに。

以前にも綴ったかも知れませんけれども
おとうと（御犬様）とも、よく
真剣な、かくれんぼをしたものです。
それは唐突に始まります・・・
「ンおとうとぉお～！♪」
「（ど、ドキッ！）」
「待て待てーーー♪」*
「（逃げる逃げる）」*
*を、何度か繰り返し。
果ては、おとうとが疲れてテーブルの下に
上手に隠れます、これを必死に探すフリをします、
テーブルから尻尾が出ていようが。
「（ぐふふ・・・可愛いなあ・・・）
あれえ？居無いよう、おとうとが
居無いよう～（泣き真似）」
泣き真似をすると「此処だよホラっ」とした顔で
出て来てくれるのです。
「あああん♪♪
其処に居たのぉおう～♪♪」
そして逆に７号が隠れて
おとうとが探す場合も御座居ます。
必死です。本気で息を殺して隠れます。
・・・何々でしょ、仮にも御犬が
においとかで判らんものなのかな・・・
ぬうっと「ばあ」と出て行くと
「・・・！！（ジャカジャカジャカ！）」
と本気で逃げます（笑）。
それも又、可愛くて（はーとまーく）。

それを、未だに恋人にも、つい。
見付けたときの１１号さんの顔も好き。