「！・・・歯ァ磨いてる！」

たんぱく質や糖質も考えてサラダを美味しく頂き、
食後にTV見乍ら、そろそろ１１号さんがオネムに
なり掛けてらして「寝たら？」「うん・・・、」と云うとき
に彼女の御母様からスマホに御電話が。
「いいよ、そのまま出て。俺は台所行くから」
とリビングをあとにして７号は１１号さんに渡す
歯ブラシに、にゅうっと歯磨き粉を着けて置いて
「うん、うん。はーい」と１１号さんが電話を切りました。
「御母さんが空豆くれるって！♪今日な～買おうかな
って思ってたとこなンよ！」
「わー、良かったね！嬉しいっ（歯ブラシ手渡し）」
「（歯ブラシ受け取りつつブラッシング）殻もね、もう
取ってくれてるねんてっ。薄皮だけの状態やて」
「薄皮も美味しいよねぇ」
「私は取るけどなッ。？！歯ぁ磨いてる！」
「ぶはははははっ！だ、だって！受け取ったじゃない！」
「何か知らんけど歯ぁ磨いてる！・・・いつの間に」
嗚呼、空豆のほうに熱中してたのかしら？
あのショックな顔の１１号さんったら。素敵よ・・・
惚れ直しちゃう（はーとまーく）。ガビン！みたいな。