昔、実家に泥棒が入った御話

念の為、１１号さん用に別のメニューも御用意
します・・・八角、恐るべし。
漢方薬に分類されてるこたぁ知ってたけど、
そんなのシナモンだってそうですし、まさか此処迄
とはね・・・あうあう。因みに彼女はシナモンも×。

７号の実家は自営業を営んでおります。
俺が知ってるだけで２回泥棒に入られたことが
御座居ます。万引き、では無く泥棒ね。
以前にもブログに綴ったことが在りますが少し
思いだしたついでで又、綴ってみます。

うちの家は裏門（御勝手口？）と御店の正面から
出入りすることが出来ます。その日は俺はバイトだったか
兎に角外出して居て裏口から家へと入り自室へ荷物置いて
から台所へと手を洗いに行きました。
家族は自宅で昼食を摂ることが多いです、外出先で済ませる
ことも在りますがね。
台所のテーブルには「食事のあと」と云うよりも、何だか
殆ど手を着けられて無い状態の食卓が取っ散らかってる感じ
で、片付けようにも片付けられ無い雰囲気でして普段は俺が
手が空いて居れば食器を洗ったりするのですけれども何と表現
したら良いのか、異様な感じでした。
はて？と思いつつ下の御店に電話で確認し無かったのは、
何処かしら普段と違う様相だったからだと思います。
店番して居る母に「あのぅ、上の食器はさー、」と聞きに行きました。
そしたら物凄く憔悴した様子の母が「ああ・・・７号ちゃん、・・・
もう、大変だったのよ・・・」と、だけしか云いません。
父も兄も居ません。
状況が全く判ら無いので「何だ、どうしたの。何か有ったの？」と
しつこく聞きました、この頃はまだ両親に敬語使ってませんでした。
事故？！事件？！とパパは無事なの！！と問い詰めますと
何だか怪しい風体の若い男性が御店の中をウロウロしてて
気が付いたらソファーに置いてた兄のウエストバックを奪われて
居た、と。直ぐに気が付いた父と兄は直ぐさま犯人を近所を探し
回り何と父が犯人とっ捕まえました。
それから警察を呼んで一先ず昼食を、と食卓に着いたら警察のほう
から色々手続きが有るので、ちょっと来てくれと呼ばれて不在、との
ことで「無事なのね？！」と母に数度目の再確認。
母は脱力して居て・・・捕まった犯人は警察と共に再度うちの店に
来て「此処で盗りました」と云う写真などを撮るのですけれど
そのときの母、犯人に対して何て云ったと思います？
「どうしてよお！どうしてそんなことするのお！」
盗り者に対して「どうして」も無かろうに、とは思いましたが、まあ、
母は御嬢さん育ちなので、らしいなぁとも感じました。

被害額は大したものでは無かったですけれども
父の執念、やっぱりかっこいい！です。
物々しかっただろうから、さぞかしおとうと（御犬様・シベリアンハスキー）
もびっくりしただろうなあと。
そのことを機に防犯面では今迄以上に厳しくしたそうです。