憎まれっ子世に「はびこる」

これまでのあらすじ。
１１号さんはメガネ歴３０年以上なンですけど７号は裸眼。
最近は加齢の所為で疲れ目になったりするけど、まあ裸眼。
何年か前に凄くショートヘアにした頃だったかな？
メガネ掛けてるひとには判ら無いでしょうけど我ら裸眼族には
メガネに対して凄く憧れめいた感情が御座居ます。
仮面舞踏会の仮面レベルです。
んで、或る雑貨屋さんで色々試して俺が伊達メガネを買って
来たことが在るのです。
そのときは↓
「どう？♪」
「・・・似合ってるけど何で視力いいのにわざわざ伊達メガネ
買うンか、意味が判らへん」
と云われて居たのですよ。
そのことを昨夜も俺の膝の上で「あんなことも在ったね」とふたりで
話して居ると、何と驚愕の事実が！
「兎に角、憧れるのよ。自分には無縁の代物だから」
「あンときは「嫌味か・・・？」って思った」
「えええええ（笑）！！そッそんな風に思ってたのぉう？！」
「ワシらは、矯正の為に、仕方無く、掛けてるンです。
それをなーんで視力いいクセにわざわざ買って来るんか、
判りまてん」
「お、オシャレしたいのよ！オシャレアイテムなのよ！」
「・・・嫌味や（笑）」
又しても、がっくんがっくんがっくん揺れる１１号さん・・・

この世には、２通りの人間が居る。
それはメガネを掛けて居るひととメガネを掛けて無いひとだ。