絶妙のタイミング

御付き合いして間も無い頃、大阪で
１１号さんと遊んでおりました。
丁度彼女がシガレットケース用にして居た
小さなポーチが、落としたかへたれて来たとか
何とかで御揃いのキャラクターものの小さなポーチを
「一緒にシガレットケースにしよう♪」
と渡して「おおお～」と喜んでくれて早速その日に
「御揃い♪ウフ」
「御揃いやぁ♪ウフ」
でラブラブしつつ横断歩道を何故か、このとき１１号さんが
珍しく７号の前を「わーいわーい」と走り抜けて行ったのです
けれどGパンに入れ立てのシガレットケースがぽろりと落ちて
・・・「うわあ、何ソレ。そら落とすわこの子！」と脅威だった、
のですけれども「あげて何分よ？！（笑）」と俺に怒られつつ
大爆笑だった１１号さん。絶妙のタイミングよねえ。
すんごい謝ってました（笑）。

昔、まだ１１号さんと出逢う前、
地元にちょっと高いけど俺が凄く気に入ってるたこ焼き屋さん
が近所に在って、あれは夏だったかな？買いに行きました。
すると丁度、作り置きもひとつも無くて御店のおねいさんから
「今から焼くから（店内へ）入って待っててくれる？」
「はーい」
で、おねいさんはたこ焼きを焼く準備をする訳ですよ。
で、俺もイスに座ってぼけら～っとし乍ら少しの間が出来て、
唐突に、あくまでも俺側からすると唐突に、
「幾つ？」
と尋ねられたンですね、で、
「２８です」
「・・・違、たこ焼き・・・」
アッと思って、おねいさんと暫く店内で突っ伏して笑ってしまった
のですけれどせめて！せめて最初にさぁ、聞いててくれたら
俺だって買いに来たたこ焼きのことだなッて判るンですが、
そのタイミングがさぁ・・・絶妙で御座居ました。
色々在らーな。