恋人が恋人に放った信じ難い科白

夕餉のあと↓
「１１号さん・・・」
「どうしたん？何か買いに行くん？！
何かチャリンチャリンって音が・・・」
「あのね。御願いが有るの・・・」
「・・・？」
「明日、御仕事のあと、本屋さん行って
○○（雑誌）買って来て下さい・・・っ」
「・・・・・・コンビニ行って来なさい」
「っコンビニさんに在るのならとッッくに自分で
買いに行ってるわい！本屋さんも潰れたし、
何処にも無いのよーー！」
「○○さん（ショッピングビル）の本屋さんは？」
「んなもんとっくに潰れて無いわ！
最後の！最後の苦肉の策で１１号さんに
こうして御願いしてるンじゃないの！」
「～～～何て云う雑誌やったっけ？」
「○○！御願いっ」
「・・・其処に御金、置いといて」
「♪♪有難うお！１１号さん！」
「全く△*＄×@・・・」
「あ゛っ？文句云ってんのかっ」
「～～～「寒いから上着よう」って云っただけ
やのにぃ！」
「ブハハハハハハハッ！！
ひ、非道・・・っ（笑）」
「（笑）ホンマやで非道いわ、たっ只、
「寒いから上着よう」って・・・「寒いから上着よう」ッて！」
「凄い一文だね『文句云ってんのか』って（笑）」
「うん（笑）」

どんな耳して聞いたんだろ・・・。