7号のおとうとは御犬様です。シベリアンハスキー。
垂れ目で食べることが大嫌いな大型犬でした。
家族で1番「身近」な存在でした。
14才で亡くなる迄、それはもう御互いに噛み付き合ったりしてケンカしたり、
服が汚れるのも厭わずに道路で2人(2匹?)でごろんごろん寝転んだり、
くち移しで御飯を食べたり、狭い御風呂に入ったり、内緒で悪いコトしたり
いいコンビだったと思います。
今でも毎晩、その日に有ったことなどを報告したりしてから7号は寝ます。
彼は老衰で亡くなったのですけれど未だに、有難いことに色んな人々に愛されてまして。
あれはいつだったかなぁ、
おとうとが亡くなってから数年過ぎて、両親と7号とで自家用車で何処か
おかいもんに出掛けたときのことを最近、思いだしまして。
母だけが御店に行ってて車内に7号父と2人きりだったのです。
俺はパパっ子ですから、なーんにも気詰まりなことも無く至って普通に母を待ってました。
で、話の前後は忘れたのですけれど、おとうとの話になりまして
7「よく一緒に車で何処にでも出掛けたねぇ」
父「そうだなあ」
7「あいつは、幸せだったのでしょうか」と俺は云ったのです。すると父が、元々、物静かなひとなのですが強い口調で、
父「当たり前だろ。幸せに決まってただろう」と、云ったのです。
涙が流れました。
そうなのです。父の云う通りです。
幸せに出来無ければ、動物何て飼ってはなら無いのです。
飼うからには幸せにしてやらねば駄目、なのですよね。
家族間で色んな揉めごとが有ったとき、おとうとは7号の前に立って庇ってくれたり
独りで泣いてると傍に居てくれたりしました。
他所様の仰るところでは
「おとうとクンは1番、7号ちゃんに似てたねえ」とのこと。
実際、確かにワガママで、拒食気味だったところも、寝相が悪いところも似てた。
垂れ目のハスキーって何よ・・・顔迄、似やがって。
これからも、おとうとを愛し続けるのは云う迄も無く。
11号さんと同じく唯一無二な存在です。
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- 2012/08/30(木) 10:00:28|
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