１１号さんがゆく

海外旅行から帰国して
１日だけ愛の巣（照）でゆっくりされた彼女。
「TVを見る」と云うので、あまりTVが得意では
無い７号は１日和室で寝ることに致しました。
御酒を呑んで過ごして居た１１号さん、
物凄く酔っ払ってたようでして・・・
①何度か和室を覗く気配がする。
②俺の手を「ぐぎぎ」と握られて強制的に
変な方向へ御布団の中へ入れられる。痛い痛いっ。
③小さな声で
「御風呂に入ってるから大丈夫ッ」と自分に云い聞かせ
乍ら俺を御布団ごと、すっぽり抱きかかえる。
④起きた際に滅茶苦茶喜んでくれて
「フォー食べる？作るで♪」
「あ、ほんとに～？嬉しい」
「何色のんがエエ？」
「何でもいいよ♪」
と云う会話をしたのち、スー・・・パタンと和室のふすまを
閉められて「ん？」と思って居たらリビングのふすまを
スー・・・パタンと閉める音迄聞こえて来ました。
勿論、待てども待てどもフォーは出来上がりません。
それはいい。それはいいけど・・・と
リビングのふすまをそっと開けたら、
ソファーで爆睡しておられる。
それはいい。それはいいけど・・・と
独りでフォー作って食べようとリビングの席に座ろうとすると
がるる！と吠えられました。
被害届は、こんな感じかな。