「私が劇団員だった頃」のつづきです。
宜しければ、そちらも御覧頂ければ嬉しいです。
レッスンは週に2回ほど。『青年部』と申しましても色んな年代の男女のクラスです。
うちは「劇団」と謳ってましたが「俳優・タレント養成所」と同等のところでして
大阪は京都(太秦の撮影所)に近いので日舞もやらされました。
ちゃんと浴衣の着方から教わりました。
あとはー、ボイストレーニング、舞台の構造(上手や下手など)、柔軟体操などなど。
懐かしいですね。
「常にひとに見られて居ることを意識しなさい」と講師に教わり、
人生で1番姿勢が良かったかも知れません。
レッスンのあと、友人と待ち合わせて呑みに行ったりDJしに行ったり。
7号は自分の声には揺るがない自信が有るのです。
普段は高めなんですけど、色んな声質が出せるからクラスでも1番低い声を
男性よりも出せてました。
裏方の声優さんになら、なれる自信が御座居ました。
しかしレッスンを重ねてゆくに連れ
「此処(通ってた劇団)から声優さんは仲々排出され無い」と云うことを耳にしまして・・・
御金も掛かるのですよ、交通費を合わせると¥30万以上は『青年部』に入るのに
要りました、テキスト代やら舞扇やら特殊なものを買わされるので。
一応タレント図鑑には写真で載りましたが、直ぐに辞めました。
辞めたけれど色々と勉強にはなったので、まぁ通って良かったかなーと思います。
人間観察したり自分の声の構造(?)もより判ったし、今は
絵を描くのにも役立っております。
TVなどで「○○(劇団名)出身」と聞くと
「おっ」と思います。
青春の思い出、と云ったところでしょうか。
続けるにはかなりの御金と根性が要ります。
ですからTVに出てるかたは一様に
「凄いなあ」と思いますね。
何かを始めたいけれど「何」かが判ら無いかたなど、
1度そう云うオーディションを受けてみるのも面白いと思いますよ。
ヲワリ。
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- 2012/10/27(土) 18:09:58|
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